この度、廿日市ライオンズクラブ第４２代会長を務めさせていただきます松野和之です。至らぬ点が多々あると存じますが何卒宜しくお願い申し上げます。 ようやくコロナ禍もひと段落の様相を見せ、休止していたアクティビティもほぼ復活できるこの一年、会員の皆様には負担も増すことになりますが、折角ですから明るく前を向いて共に力を合わせて活動して参りましょう。 さて、当クラブも会員激減という大変厳しい状況におかれました。皆様も心のどこかに不安を抱えながらの活動となられることでしょう。しかしこんな時だからこそ「何故クラブに在籍しているのか？」「このクラブで何をやりたいのか？」本質的な部分を深く見つめ、奉仕とは何かと考える機会となり、却ってやり甲斐を見出すことに繋がったのではないでしょうか。改めて丁寧に活動してくださることと確信しております。 スローガンの一部に「深い想い」という文言を入れさせていただきました。例えば当クラブの伝統的なアクティビティである献血活動を考えてみますと、皆さまご承知のことと伺いますが、輸血の恩恵を被るのは、会うこともない遠くの方でしょう。目の前の方からの「ありがとうございます」だけでなく、直接そのお喜びやご安心を感じることはできなくてもきっと誰かの為になっているという点を想像し「私の喜び」とさせていただく。これが各々の原動力となり、合わせて大きな一つの力になりますように。この点を大事に、基本方針とさせていただきます。